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北大文学部人骨事件糾弾27年目の集い [研究集会]

北大文学部人骨事件糾弾27年目の集い

日時:2021年 7月31日(土)16:00~19:00
場所:北海道高等学校教職員センター講堂(札幌市中央区大通西12丁目4)
主催:「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会(ピリカ全国実)
協力:北大文学部人骨問題の真相を究明する会

基調報告:ピリカ全国実札幌圏(白川 ただし)
講演:遺骨・副葬品の返還問題と考古学の責任(五十嵐 彰)
報告:ピリカ全国実、木村 二三夫
討論:秋の闘いに向けた取り組み

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今こそ問う 朝鮮文化財の返還問題 [研究集会]

今こそ問う 朝鮮文化財の返還問題 -『南永昌遺稿集 奪われた朝鮮文化財、なぜ日本に』出版記念講演会-

日時:2021年 6月26日(土)14:00~16:30
場所:朝鮮大学校 記念館 4階講堂(東京都 小平市 小川町 1-700)
主催:朝鮮大学校 朝鮮問題研究センター(KUCKS)

講演1:朝鮮社会科学院・考古学研究所との古代遺跡共同発掘事業に参加して -最近の高句麗古墳発掘の成果をふまえて-(河 創国)
講演2:文化財返還問題について(五十嵐 彰)

会場参加は限定25名、オンライン参加はおよそ100名とのこと。
雑誌社による参加報告あり。
以下は、私の配布資料。

1. 楽浪古墳(王盱墓)⇒東京大学文学部(遺稿集:136-147. 252-256.)
  1925:石巌里205号墳(王盱墓)発掘
  1926:東京帝国大学 史学会 第27回大会 楽浪郡王盱墓発掘品展覧会
  1930:考古誌『楽浪』刊行
2.小倉コレクション ⇒東京国立博物館(遺稿集:228-233.)
  1941:日本考古学会 第46回総会 小倉武之助所蔵品展覧会
  1981:東京国立博物館に一括寄贈
3.八紘之基柱(あめつちのもとはしら)⇒宮崎県
  1940:紀元二千六百年記念事業として建設
  1946:「八紘一宇」文字板・武人像撤去
  1964:「八紘一宇」文字板・武人像設置
4.返還原理 あるべき<もの>をあるべき<場>へ
5.第1原則:現地主義 あるべき<場>とは 現地性とは
6.第2原則:時効不成立 不法と不当の違い 道徳上の罪
7.第3原則:無償返還 オークションに出品された盗品
8.メッセージの変容 コルストン像 福島県双葉町
9.ひと=もの=場の三角形 所有権 戦利品 
  メッセージの変容に即した<もの>の扱いを!

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海南島近現代史研究会 第25回定例研究会、そして「アイヌ民族と博物館」 [研究集会]

海南島近現代史研究会 第25回定例研究会(予告)
日時:2020年 2月 8日(土)13時10分~17時
場所:国労大阪会館 1階ホール(大阪環状線 天満駅 徒歩5分)
主催:海南島近現代史研究会
主題:歴史認識と社会変革
・アジア大平洋における日本の国家犯罪 -アジア大平洋民衆の抗日反日闘争-(佐藤 正人)
・文化財返還問題について考える(五十嵐 彰)
・強制連行・強制労働の事実を子どもたちにどう伝えるか(鄭 初美)
・軍隊性奴隷の事実を子どもたちにどう伝えるか(皇甫 康子)
・植民地朝鮮における歴史認識と分断国家朝鮮における社会変革(金 靜美)
・討論:他地域・他国を侵略した国家犯罪、他地域・他国を植民地化した国家犯罪を認識しようとしない日本国家の政治・社会・文化・経済状況を解析し、民衆の歴史認識の方法を探求し、社会変革の具体的な道すじを討論の中で少しでも明らかにしていきたいと思います。

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縄文研究の地平 2019 研究集会 [研究集会]

縄文研究の地平 2019 研究集会 -層位/分層、遺物ドット・接合からみた遺跡形成-

日時:2019年12月15日(日) 10:00~16:30
場所:東京都埋蔵文化財センター 2階 会議室
主催:縄文研究の地平グループ
共催:東京都埋蔵文化財センター

報告1.「遺構」論の今 -「遺構」とは-(及川 良彦)
報告2.10年前の調査成果 -オライネコタン4遺跡を使おうとしたら意外と大変だった-(村本 周三)
報告3.遺物の出土位置情報から災害を可視化する -新潟県村上市上野遺跡での実践-(小野本 敦)
報告4.上野原遺跡(第10地点)「環状遺棄遺構」の検討(立神 倫史)

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「砂川遺跡 -旧石器時代研究の過去・現在・未来-」 [研究集会]

砂川遺跡 -旧石器時代研究の過去・現在・未来- シンポジウム/資源環境と人類2019

時間:2019年11月9日(土)10:00~17:00
場所:明治大学グローバルフロント1階 多目的室
主催:明治大学黒耀石研究センター

<口頭発表>(数字は『予稿集』掲載ページ)
・旧石器時代研究の歩みと砂川遺跡の調査(稲田 孝司:1-6.)
・砂川遺跡はどのような遺跡であったか(飯田 茂雄:7-10.)
・砂川遺跡のブロックと礫群(鈴木 忠司:11-16.)
・砂川期とその特徴(堀 恭介:17-23.)
・相模野台地における砂川期(高屋敷 飛鳥:24-29.)
・石材構成に見る「砂川期」の移動形態(山地 雄大・太田 千裕・藤山 龍造:30-33.)
<コメント>
・砂川遺跡の遺跡形成について(野口 淳:34-37.)
・移動生活と石材確保 -砂川類型に見る在地系・非在地系石材の消費-(栗島 義明:38-44.)

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7・27講演学習会「返還考古学という視座から」 [研究集会]

7・27講演学習会「返還考古学という視座から」(五十嵐 彰)

日時:2019年 7月 27日(土)13時半~17時
場所:豊島区南大塚地域文化創造館 2階 第2会議室(豊島区南大塚2-36-1)
共催:ピリカ全国実関東グループ・東大のアイヌ民族遺骨を返還させる会

「安倍政権は、2020年4月24日の白老「民族共生象徴空間」・「慰霊・研究施設」開設をもって遺骨返還運動を封じ込め、「アイヌ政策」を完了しようとしています。アイヌ民族の権利が何ひとつ明記されていない「アイヌ新法」(4月19日成立)も、様々な条件をつけた文科省発表の「遺骨の地域返還ガイドライン」(4月26日発表)も、アイヌ民族の要求に真に答えたものではありません。
私たちはこの間、東大が略奪したアイヌ民族遺骨のコタン(郷里)への返還を要求して、東大に対する申し入れ、集会・デモ、学習会に取り組んできました。今回は、日本の考古学研究の実態・問題点、特に遺骨返還についての問題点を学習して、今後の遺骨返還運動に活かしていきたいと思います。」(案内チラシより)

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日本旧石器学会 第17回大会 シンポジウム「旧石器研究の理論と方法論の新展開」 [研究集会]

日本旧石器学会 第17回大会 シンポジウム「旧石器研究の理論と方法論の新展開」

日時:2019年6月30日(日)9:00~15:30
場所:大正大学 巣鴨キャンパス 5号館 5階 551号室(豊島区西巣鴨)
主催:日本旧石器学会

「30日(日)に開催するシンポジウムのテーマは、「旧石器研究の理論と方法論の新展開」です。当学会がこのテーマをとりあげたシンポジウムを行うのは初めてです。講演者の皆様からは、考古学研究において理論と方法論がどのような役割をもち、どのような枠組みや視点を提供することができるのかを、理論的研究の動向や旧石器時代を中心とする実践的研究を通じて提示していただきます。続くパネルディスカッションでは、活発な議論が期待されます。」(主催者趣旨説明より)

1.考古資料から歴史構築へ(安斎 正人)
2.刃部磨製石斧の起源 -伝播か収斂進化か?-(鈴木 美保)
3.旧石器研究における接合の方法論的意義 -「砂川モデル」の教訓-(五十嵐 彰)
4.旧石器研究をめぐる理論動向の比較 -韓国と日本-(洪 恵媛)
5.ヨーロッパ旧石器時代洞窟壁画の解釈(五十嵐 ジャンヌ)
6.Practice without theory is blind (and theory without practice is empty)(中尾 央)
7.ポストプロセスからみた旧石器時代研究への提言(溝口 孝司)

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世界史の中の文化財返還問題を考える [研究集会]

公開シンポジウム 世界史の中の文化財返還問題を考える -2018フランス政府報告書と対馬仏像返還問題を中心に-

日時:2019年6月15日(土)13:00-17:20
場所:大阪経済法科大学 東京麻布台セミナーハウス 2F 大研修室
主催:韓国・朝鮮文化財返還問題連絡会議

「昨年11月にフランス政府が発表したアフリカ旧植民地への文化財返還を打ち出した報告書は、内外に衝撃を与えました。ドイツやオランダでも連動した動きが見られます。他方、東アジアとりわけ日本では、文化財返還問題への理解が乏しく、日韓では深刻な葛藤が続いています。打開の道を識者とともに考えます。」(主催者案内チラシより)

第1部 13:40-14:40 フランス政府報告書について
 2018フランス政府報告書についての考察 -フランスのアフリカ文化財返還政策の意義と課題-(森本 和男)
第2部 14:50-17:00 対馬盗難仏像返還問題について
 ① 対馬から見た仏像盗難問題の歴史的背景(俵 寛司)
 ② 釜山から見た対馬仏像盗難問題(廣瀬 雄一)
 ③ 国際法から見た仏像盗難問題(戸塚 悦郎)
第3部 17:00-17:15 訪朝報告(五十嵐 彰)

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考古学・人類学とアイヌ民族 -ヒトと暮らしを探る- [研究集会]

考古学・人類学とアイヌ民族 -ヒトと暮らしを探る-

日時:2019年1月27日(日)10:00~15:00
場所:東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター東京 国際会議室
主催:日本人類学会
協賛:北海道アイヌ協会・日本考古学協会
後援:文部科学省(予定)

10:00-10:05 開会挨拶(篠田 謙一)
10:05-10:10 趣旨説明(近藤 修)
10:10-10:50 骨からわかるアイヌの暮らし(近藤 修)
10:50-11:30 古代ゲノムから見た東ユーラシア基層集団~アイヌ民族の位置を展望する(太田 博樹)
11:30-12:10 考古資料からのアイヌ文化の胎動 -厚真町の発掘事例-(乾 哲也)
13:10-13:50 アイヌ民族の酒とタバコ(関根 達人)
13:50-14:55 討論 コメンテーター(阿部 一司・佐藤 幸雄)、司会(石田 肇)
14:55-15:00 閉会挨拶(谷川 章雄)

アイヌの人々は、北海道を中心に日本列島北部周辺に暮らし、言語や習俗など文化の独自性を有する先住民族です。明治時代から人類学や考古学による研究が行われており、近年の遺伝子分析や大規模な発掘調査により新たな歴史像が見えてきました。本講演会では最新の人類学や考古学の研究成果を紹介するとともに、今後の研究のあり方について考えたいと思います。(案内チラシより)

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対馬仏像返還問題に関する釜山ワークショップ(予告) [研究集会]

対馬仏像返還問題に関する釜山ワークショップ(市民対話集会)

日時:2018年11月24日(土)13:00~17:00
会場:国際ライオンズ協会 釜山支部 別館(韓国 釜山広域市 東区 凡一2洞)
主催:韓国・朝鮮文化財返還問題連絡会議

【呼びかけ文】
今年は1998年に小渕首相と金大中大統領が発表した「日韓共同宣言」から20年目の年です。他方2012年10月に対馬から仏像二体が盗まれる事件が起きてから6年が経過しました。犯人は逮捕されて判決を受けて刑に服したものの、二体の仏像の内の一体は今も韓国に留められて、引き渡しを求める浮石寺が起こした訴えによって大田高等法院で審理が行われています。事件発生からこの問題の混迷が日韓関係にネガティブな影響を与え、とくに粘り強く文化財返還要求運動を続けてきた日韓双方の市民グループに深刻なダメージを与えています。問題が長引き、両国間の新たなトゲとなっている現状を憂慮します。
そこで、日本への返還を求める対馬の観音寺、日本への返還に反対し自らの所有を主張する浮石寺の両当事者ではなく、市民の立場でこの問題をどう考えるべきなのか、専門家と共に率直に情報・意見を交換する公開の座談会を開催し、お互いの理解を深めて交流したいと思います。市民レベルでは初めての試みとなります。
ご参加・ご協力をお願いいたします。
 

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