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鎌倉大仏殿高徳院所管「観月堂」の調査・研究 [研究集会]

韓日国際会議 鎌倉大仏殿高徳院所管「観月堂」の調査・研究 -来歴・現状・これから-

日時:2023年3月28日(火)10:00~17:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階 G-Lab

1.観月堂の三次元計測と高精細画像撮影(小宮 広嗣)
2.観月堂の色彩計測(寺師 太郎)
3.観月堂の顔料分析(犬塚 将英)
4.観月堂の彩色の様式と時期に関する考察(孫 賢淑)
5.朝鮮王室関連祠堂としての「観月堂」の検討(李 奎喆)
6.観月堂の沿革と淵源の追跡(洪 順敏)
7.観月堂の現状及び構造安全性の調査・分析(金 成都)

コメント1.(郭 閶鏞)
コメント2.(五十嵐 彰)
コメント3.(外村 大)

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植民地支配 奪われた文化財の返還を考える [研究集会]

   <三・一朝鮮独立運動記念集会>
「植民地支配 奪われた文化財の返還を考える」(五十嵐)

日時:2023年 3月 1日(水)18:30~20:00
場所:札幌市男女共同参画センター 4階大研修室(エルプラザ)
主催:日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会
後援:北海道平和運動フォーラム

【チラシ案内文】
ヨーロッパの旧植民地本国からかつて植民地であったアフリカへ文化財を返還するニュースが伝えられています。近代における植民地支配という誤った行いに対する反省に基づいた帰結です。こうした動きは、性差別に対するフェミニズム運動、人種差別に対するブラック・ライヴズ・マター運動など過去の不正義を正す(リドレス)運動と軌を一にしています。それでは遅れて植民地争奪に加わった日本は、どうでしょうか? いずれも世界をリードする状況とは程遠い何周も遅れた状況であることは否定できないようです。
ポスト・コロニアルな時代と言われています。しかし様々な原因によって負の遺産が解決されないまま残されています。その要因は、私たちの心の中に根深く残る植民地主義的な考えではないでしょうか。人権や倫理よりもナショナリズムを優先させ、文化財に対しても表面的な評価をしがちな私たちの視線について考えます。

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タグ:文化財返還
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写真展 日中国交正常化50周年と日本の中国侵略を考える [研究集会]

写真展 日中国交正常化50周年と日本の中国侵略を考える
 -南京大虐殺・731部隊細菌戦・毒ガス戦・重慶大爆撃・文化財略奪-

日時:2022年 12月 12日(月)~12月 18日(日)午前10時~午後8時
場所:九段生涯学習館 2階 九段ギャラリー(東京都 千代田区 九段南1-5-10)
主催:NPO法人 都市無差別爆撃の原型・重慶大爆撃を語り継ぐ会、NPO法人 731部隊・細菌戦資料センター、中国文化財返還運動を進める会

*ミニ講演
日時:2022年 12月 18日(日)13:30~15:00
五十嵐 彰「文化財返還運動の思想的核心と提起された諸問題」

南京や731部隊は、市民運動の先輩であり、写真パネルにも風格が漂う。立派なアルミフレームの写真パネルがずらりと並び、A3やA2の光沢紙にプリントしたものをピンで留めただけのこちら(文化財返還)とは見た目が画然と違う。

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痕跡と自分とのあいだ [研究集会]

痕跡と自分とのあいだ:現代美術家とのSEA [socially engaged art] ワークショップ
 -出土遺物を通して、過去の出来事と現代の自身の思考との接続について考える-

日時:2022年 12月 3日 13:00-15:00
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス KeMCo 9階

趣旨説明
「2018年の冬から2019年の初春、慶應義塾ミュージアム・コモンズの建設にあたって三田キャンパスで発掘調査が行われました。この調査で出土した遺跡は「三田2丁目町屋跡遺跡」と名付けられています。遺物や遺跡たちは、過去の出来事の痕跡であり、私たちが生活する町の地層に潜み、再開発などの機会に姿を表しまた土の中に戻っていきます。この非連続的な痕跡は、私たちの経験や想像力にどのように関わってくるのでしょうか。このワークショップでは、遺物や遺跡と参加者の私たちの個人的な経験との間に生まれる関係を、(詩学や散文的な)言語表現や(それ等を老諾(朗読?)するなどの)身体表現として出力することを試みたいと思います。現代美術家山田健二さんを講師に招き、「三田2丁目町屋跡遺跡」の試掘・発掘作業によって実際に出土した遺物や関連資料を用いたワークショップを通じて、最終的にはヴァーチャル空間の遺跡で表現を実践することを目指します。本ワークショップの成果は、山田健二さんの作品の一部として、2023年3月に慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)で開催される展覧会で展示される予定です。」(当日配布資料より)

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日中の草の根運動で中国文化財返還を実現しよう! [研究集会]

日中の草の根運動で中国文化財返還運動を実現しよう!
日時:2022年 11月 19日(土)13:10~17:00
場所:港区立産業振興センター ホール大(札ノ辻スクエア11階 JR田町駅下車徒歩4分)
主催:中国文化財返還運動を進める会

中国文化財返還運動を進める会 第2回 研究集会である。

【プログラム】
開会あいさつ:鄧 捷
活動報告:藤田 高景
講演1:「日中戦争とウクライナ戦争から学ぶもの -軍拡・改憲・さらなる戦争を許さないために-」山田 朗
講演2:「モノが語る歴史の捏造と瑕疵文化財」東海林 次男
中国からの報告1:「なぜ中国は海外流出文化財の返還を追究するか?」陳 文平
中国からの報告2:「中国人一人一人の夢」王 仁富
中国からの報告3:「返還運動報告 -我々は中国略奪文化財返還を推進する歴史的な契機に立っている-」童 増
関西からのアピール:大阪城狛犬会
閉会あいさつ:五十嵐 彰

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遺骨の国家管理反対! アイヌ民族の遺骨の返還を求める東京全国集会 [研究集会]

遺骨の国家管理反対! アイヌ民族の遺骨の返還を求める東京全国集会

日時:2022年 10月 2日(日)13時~17時
場所:日本教育会館(地下鉄神保町駅 A1出口 徒歩3分)第5会議室
主催:ピリカ全国実行委員会

「天皇制日本国家はアイヌ民族の大地を奪い、強制移住によってコタンを破壊し、生活を崩壊させ、鹿猟や鮭漁を禁止して生存の危機に追い込み、言語と固有の文化を奪い、アイヌ民族を「滅びゆく民族」とする民族抹殺(同化)政策を推し進めた。アイヌ民族否定の同化・抹殺政策は戦後に引き継がれ、今現在も形を変えて推進されている。植民地主義は、アイヌ民族の民族的諸権利、先住権・自決権の実現を阻んでいる最大の要因である。」(会場配布資料『10・2「遺骨の国家管理反対! アイヌ民族の遺骨返還を求める東京全国集会」基調報告』:6.)

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中国から略奪した文化財の返還を求める緊急集会(報告) [研究集会]

中国から略奪した文化財の返還を求める緊急集会 -日中国交正常化50周年企画-

日時:2022年 4月 20日(水)15:00~19:00
場所:衆議院第一議員会館 地下1階 大会議室
主催:中国文化財返還運動を進める会

1.総合司会(藤田 高景)
2.主催者代表挨拶(纐纈 厚)
3.来賓挨拶(笠井 亮・新垣 邦男・高良 鉄美)
4.講演-1
 「日本の侵略と日中国交正常化50年 -中国に再び戦争をしかけてはならない-」(高野 孟)
5.独唱 日中友好の想いをこめて(田 偉)
6.講演-2
 「文化財返還運動から見通せること」(五十嵐 彰)
7.発言(吉田 邦彦・鄧 捷・凌 星光)
8.閉会挨拶(東海林 次男)

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「返還する」とはどういうことなのか?(報告) [研究集会]

「返還する」とはどういうことなのか?
  -特に朝鮮半島由来の文化財をめぐって-

 高麗博物館開館20周年記念講演会

日時:2022年 2月 19日(土)14:00-16:00
場所:高麗博物館(東京都 新宿区 大久保1-12-1 第2韓国広場ビル7階)
主催:同上

以下は、当日会場で配布した資料(一部改変)。

「文化財」と呼ばれている「もの」は、文化の記録であると同時に、野蛮の記録でもある。
文化財自体が野蛮から自由ではないように、文化財が人の手から手へと次々と渡ってきた伝達の過程も、野蛮から自由ではない。(ヴァルター・ベンヤミン1940「歴史哲学テーゼⅦ」)

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「返還する」とはどういうことなのか?(予告) [研究集会]

「返還する」とはどういうことなのか? -特に朝鮮半島由来の文化財をめぐって-

日時:2022年 2月 19日(土)14:00-16:00
場所:高麗博物館(新宿区 大久保1-12-1 第2韓国広場ビル7階)
開催形態:参加費 1000円 会場20~25名 オンライン100名
主催:認定NPO法人 高麗博物館(03-5272-3510)
申し込み:電話あるいはホームページから

「共生社会の実現をめざして -わたしたちの31年-」と題された開館20周年記念企画展(2021.12.8~2022.3.6)に合わせた3回の講演会の2回目という位置づけである。

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タグ:文化財返還
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植民地・占領地から収奪した文化財の返還を! [研究集会]

本郷文化フォーラム ワーカーズスクール(HOWS)2021年度後期 国境を超える人民連帯の道を探る

「万国の労働者団結せよ!」は『共産党宣言』締めくくりのスローガン、「万国の労働者と被抑圧民族団結せよ!」はコミンテルン第2回大会のスローガンだ。こんにち、このスローガンが切実に問われている。それは、帝国主義と不可分の植民地主義をあぶり出さずにはおかない。侵出企業・略奪文化財・日朝関係、これらのテーマから、帝国主義と植民地主義の歴史と現状を問い、国境を超える人民連帯の思想を掘り起こす。」(主催者開催趣旨

日時:2022年 1月 15日(土)13:00-15:30
場所:HOWS(東京都 文京区 本郷3-29-10 小川町企画)
主催:本郷文化フォーラム ワーカーズスクール(HOWS)

「植民地・占領地から収奪した文化財の返還を!」(五十嵐 彰)
【キーワード】 想像力・由来・戦利品・国宝・価値

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