中国からの略奪文化財返還を求める! 4・22大集会 [研究集会]
中国からの略奪文化財返還を求める! 4・22大集会
日時:2023年 4月 22日(土)14:00~16:45
場所:港区立産業振興センター大会議室(札の辻スクエア11階)
主催:中国文化財返還運動を進める会
日時:2023年 4月 22日(土)14:00~16:45
場所:港区立産業振興センター大会議室(札の辻スクエア11階)
主催:中国文化財返還運動を進める会
中国文化財返還運動を進める会の2023年度総会に引き続いて、およそ50名の参加者をもって集会が開催された。
講演1:世界の返還運動の現状(森本 和男)
ヨーロッパで進むアフリカ文化財の返還について、過去の植民地支配に向き合う歴史認識、歴史的不正義を是正する倫理観が基盤にある。ドイツ・オランダでは多額の国家予算を計上して、現状の分析を行い収奪文化財のデータベースを構築している。収奪した国から収奪された国への単なるモノの移動ではない。不幸な関係にあった両国が、収奪文化財の返還を通じて新たな倫理関係に基づいた新しい国交が構築される。
しかし日本では、未だに戦時期の文化財収奪について正面から語られることはない。将来的展望に乏しい日本政府の対応とは別に、文化財返還運動を通じて市民レベルでの友好関係を構築することが重要である。
ヨーロッパで進むアフリカ文化財の返還について、過去の植民地支配に向き合う歴史認識、歴史的不正義を是正する倫理観が基盤にある。ドイツ・オランダでは多額の国家予算を計上して、現状の分析を行い収奪文化財のデータベースを構築している。収奪した国から収奪された国への単なるモノの移動ではない。不幸な関係にあった両国が、収奪文化財の返還を通じて新たな倫理関係に基づいた新しい国交が構築される。
しかし日本では、未だに戦時期の文化財収奪について正面から語られることはない。将来的展望に乏しい日本政府の対応とは別に、文化財返還運動を通じて市民レベルでの友好関係を構築することが重要である。
タグ:文化財返還
考古学と現代美術をめぐるミニトーク [研究集会]
トークイベント「考古学と現代美術をめぐるミニトーク」
安藤広道(慶應義塾大学文学部教授)×山田健二(美術家)
日時:2023年4月14日(金)19:00-20:30
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス G-Lab(東館6階)
安藤広道(慶應義塾大学文学部教授)×山田健二(美術家)
日時:2023年4月14日(金)19:00-20:30
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス G-Lab(東館6階)
「発掘は実のところ痕跡を選択する行為であり、「遺跡」とそこで語られる「歴史」はその選択により構築されるものでもある。
この展覧会では、選択によって得た成果とともに、選択しなかったものにも目を向ける。構築された枠組みをいったん外してみることで、「遺跡」と「歴史」のあり方を問い直す機会としたい。」(展覧会案内チラシより)
この展覧会では、選択によって得た成果とともに、選択しなかったものにも目を向ける。構築された枠組みをいったん外してみることで、「遺跡」と「歴史」のあり方を問い直す機会としたい。」(展覧会案内チラシより)
松島2022『学知の帝国主義』 [全方位書評]
松島 泰勝2022『学知の帝国主義 -琉球人骨問題から考える近代日本のアジア認識-』明石書店
「本書は、学知の帝国主義によって植民地支配され、差別され、死においやられ、今でも軍事基地の犠牲となり、先祖の遺骨供養を拒否された琉球人からの、「告発の書」である。また京都大学、日本人類学会、沖縄県教育委員会との「対話と和解」をもとめた「論争の書」でもある。問題提起、批判にたいして沈黙をまもり、時間の経過による「問題の忘却」をまつのではなく、たがいに議論(対話)をすることで、問題の本質にせまり、その解決(和解)にいたる道を探求する過程そのものが「学問の王道」であるとかんがえる。ギリシャのソクラテスの「対話」から学問がはじまったことを想起するなら、現代社会における学術の社会的意味をといなおす作業はけっして無駄ではないとかんがえる。」(5.)
考古学という学問の社会的な意味、すなわちどのような役割があり、どのような人びとのためになされているのかという極めて根源的でかつ現実的な意味が問われている。
鎌倉大仏殿高徳院所管「観月堂」の調査・研究 [研究集会]
韓日国際会議 鎌倉大仏殿高徳院所管「観月堂」の調査・研究 -来歴・現状・これから-
日時:2023年3月28日(火)10:00~17:30
会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階 G-Lab
会場:慶應義塾大学三田キャンパス東館6階 G-Lab
1.観月堂の三次元計測と高精細画像撮影(小宮 広嗣)
2.観月堂の色彩計測(寺師 太郎)
3.観月堂の顔料分析(犬塚 将英)
4.観月堂の彩色の様式と時期に関する考察(孫 賢淑)
5.朝鮮王室関連祠堂としての「観月堂」の検討(李 奎喆)
6.観月堂の沿革と淵源の追跡(洪 順敏)
7.観月堂の現状及び構造安全性の調査・分析(金 成都)
2.観月堂の色彩計測(寺師 太郎)
3.観月堂の顔料分析(犬塚 将英)
4.観月堂の彩色の様式と時期に関する考察(孫 賢淑)
5.朝鮮王室関連祠堂としての「観月堂」の検討(李 奎喆)
6.観月堂の沿革と淵源の追跡(洪 順敏)
7.観月堂の現状及び構造安全性の調査・分析(金 成都)
コメント1.(郭 閶鏞)
コメント2.(五十嵐 彰)
コメント3.(外村 大)
コメント2.(五十嵐 彰)
コメント3.(外村 大)