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松木2021『はじめての考古学』 [全方位書評]

松木 武彦 2021『はじめての考古学』ちくまプリマ―新書 389

「1914年に始まった第一次世界大戦でドイツは敗北を喫し、その講和として1919年に結ばれたヴェルサイユ条約によって、巨額の賠償金を課せられた上に、東方のエルサス・ロートリンゲン地方はフランスへ、西方の西プロイセン地方はポーランドに割譲させられるなど、多くの領土も失うことになってしまいました。」(48-49.)

何度読んでも、私の中の世界地理感覚と整合しないのはなぜだろう? 
2020年度駒澤大学文学部「日本考古学概説」の受講生や筑摩書房の担当者は、疑問に感じなかったのだろうか?

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