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比丘尼橋遺跡C地点 [考古誌批評]

2020『比丘尼橋遺跡C地点』東京都埋蔵文化財センター調査報告 第356集

ようやく「ビクニシー」が出た。(発音に注意。第1音に強調が置かれると、地下鉄などに落書きする某有名画家と紛らわしい。正確には「ニ」と「シ」の間に半拍が置かれる。)

最初は今から6年前、2014年の秋に練馬区の現場に連れていかれて、後にA区となる区立公園部分を2ヵ月余りで調査するようにと言われて、いくら何でもそれは無理と言って、実際に大量の遺物が連日出土する状態で、年を越して何とか3月末日までとしてもらったが、それも土壇場で2月末日までに切り詰められて、最後は殆ど満足のいく調査が出来なかった苦い思い出が残る。

それからズルズルと足掛け6年、国の本体工事部分は何とか終了したが、都の付帯工事部分は未だに調査未了部分が残り、未報告である。

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