SSブログ

「砂川遺跡 -旧石器時代研究の過去・現在・未来-」 [研究集会]

砂川遺跡 -旧石器時代研究の過去・現在・未来- シンポジウム/資源環境と人類2019

時間:2019年11月9日(土)10:00~17:00
場所:明治大学グローバルフロント1階 多目的室
主催:明治大学黒耀石研究センター

<口頭発表>(数字は『予稿集』掲載ページ)
・旧石器時代研究の歩みと砂川遺跡の調査(稲田 孝司:1-6.)
・砂川遺跡はどのような遺跡であったか(飯田 茂雄:7-10.)
・砂川遺跡のブロックと礫群(鈴木 忠司:11-16.)
・砂川期とその特徴(堀 恭介:17-23.)
・相模野台地における砂川期(高屋敷 飛鳥:24-29.)
・石材構成に見る「砂川期」の移動形態(山地 雄大・太田 千裕・藤山 龍造:30-33.)
<コメント>
・砂川遺跡の遺跡形成について(野口 淳:34-37.)
・移動生活と石材確保 -砂川類型に見る在地系・非在地系石材の消費-(栗島 義明:38-44.)

続きを読む


nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:学問

『文化財返還問題を考える』 [拙文自評]

五十嵐 2019d 『文化財返還問題を考える -負の遺産を清算するために-』岩波ブックレット No.1011

「あるものは不法に、あるものは合法的ではあるが不当に……近代以降の日本には、占領地や植民地から様々な文物が持ち込まれてきた。未だ私たちの身近に残る朝鮮半島や中国由来の「返すべきもの」について考える。」(宣伝文より)

足を踏み入れてから10年、手掛けてから1年余り、ようやく形になった。

キーワードは、「エシカル」(倫理的であること)である。
「私たちが暮らす21世紀は、単に経済的に豊かであるとか、軍事力で上回っているといったことではなく、倫理的(エシカル)な基準によって、大学も博物館も美術館もそして国家もあらゆる組織が評価されるべきです。」(45.)

続きを読む


nice!(2)  コメント(3) 
共通テーマ:学問