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視界不良、未だ霧は晴れず。 [雑]

五里霧中」と称したのは、 今年の3月のことだった。

日本考古学協会 4月理事会(2014年4月26日) 議事録
報告第302号 会員要望「不法に収奪された考古学資料の取り扱い」について
田中理事から、第79回総会時に会員から要望のあった他国由来の考古学資料の取り扱いについて、情報収集を行うための勉強会の開催を検討している、との説明があった。理事改選時のため詳細は次の理事会での継続審議事項とし、総務担当理事が中心となり勉強会を行う方向性で承認した。

日本考古学協会 6月理事会(2014年6月28日) 議事録
議案第198号 会員要望「不法に収奪された考古学資料の取り扱い」について
田中理事から、第79回総会時に会員から要望のあった他国由来の考古学資料の取り扱いについて、これまでの経緯が説明され、勉強会で情報収集を行っていくことが報告され、了承した。

2ヶ月を要して、「勉強会の開催を検討している」から「勉強会で情報収集を行っていく」に発展した訳である。
是非、世界各地の「不法に収奪された考古学資料の取り扱い」に関する情報を収集し「勉強」した上で、その成果を会員に向けて発信して頂きたいと願う次第である。
その過程で、2013年4月27日の議案第143号、通称「日考協4・27宣言」の意味、すなわち一国を代表すると自負する学会組織が「国政レベルでの事案」には関わらないと理事会で決議したことの意味も改めて検討されることであろう。

日本考古学協会 6月理事会(2014年6月28日) 議事録(2014年6月28日)
議案第209号 各委員会委員名簿の公開について
田中理事から、第79回総会で会員から要望のあった各委員会の委員名簿の公開について、これまでの経緯が説明された。審議の結果、8月刊行の『会報』№182に現時点での各常置委員会・特別委員会・小委員会の名簿を掲載し、不特定多数が閲覧可能である公式サイトでは、理事会のみ公開とし、他は原則的には非公開とすることで、承認された。

これまた1年以上の期間を要して、ようやく実現することとなった。
公式サイトでは、既に「理事会議事録」で出席者名と欠席者名が公開されているので、実態は変化なしということか。

参考までに、隣接する学会である「日本文化人類学会」の公式サイトを見ておこう。
日本文化人類学会について → 役員名簿 → 各種委員会(青字は責任者、赤字は理事、黒字は理事外委員)


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