SSブログ

2AS#3のお知らせ [セミナー]

日時: 2011年8月2日(火) 午後6時30分~
場所: 慶應義塾大学 三田キャンパス 研究室棟 地下1階 民族学考古学演習室(B124)
     (研究室棟入口入ってすぐの階段下りて右側の通路右方向に進んだすぐ右手の部屋です。 奥のドアからお入り下さい。)
内容: 内田 力さん 「試論:歴史の必要ない可能性」
発表者からのコメント:歴史学や歴史教育が前提とする時間意識について試論を発表いたします。
まだまだ荒削りな着想に対してみなさまのご意見・ご批判をいただきつつ、過去を研究するとはどういうことなのかについて議論できればと思っています。

参考資料:内田 力2011「歴史の必要ない可能性」『歴史のトランスナショナル化とその問題点』東洋大学人間科学総合研究所プロジェクト報告:93-105. 

第2考古学に関心のある方ならどなたでも、老若男女問わず大歓迎です。事前申し込み不要。

前回のセミナー#2「人骨問題」では、アイヌ墓発掘を巡る諸問題をはじめ様々な問題が提起されたが、中でも印象に残っているのは、現在の医学界において臓器移植はもとより解剖実習のための献体では厳格な倫理規定が備えられているのに対して、骨格標本については殆どノー・チェックであるという点です。この「肉と骨」の間に引かれた一線には、果たしてどのような意味が込められているのだろうか。

図らずも次回の発表者と嗜好(思考)が一致した記念に、以下の言葉を贈ります。

「・・・どの時代にあっても「フットボリスティック」(サッカー的なるもの)を探し求める道にはかならず真摯で楽天的な同行者がおり、情報資本主義のなかで改変されたサッカーという虚像を振り捨てた彼らの前には、日常の生活空間のそこここに花咲き結実するフットボリスティックの新たな種子を愛でる中心なき共同体が広がっている。フットボリスティックな身体に宿る美も快楽も、そのように、つつましくも深く真摯な日常意識からまっすぐに産み落とされるものとして、簡単に消え去ることはないだろう。」
(今福 龍太 2001 『フットボールの新世紀 -美と快楽の身体-』廣済堂ライブラリー005:209.)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0