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Even-numbered Year [雑]

偶数年というのが、何となく好きである。
ワールドカップ・イヤーということもある。

「世界には数多くの9・11がある。
 アメリカは自分の9・11だけを悲しむのではなく、
 世界の数多くの9・11をも悲しまなければならない。」(アリエル・ドルフマン)

同じようなことは、アメリカだけではなく日本にも言いうるだろう。
ヒロシマだけでなく、拉致被害者だけでなく、「日本考古学」だけでなく・・・

個人でできることは、限られている。
一人が述べ伝えることにも、限りがある。
ある社会を形成している多数が組織的に行動しなければ、状況は変わらないということもある。

2010年の年頭に、以下のような課題を提示しておこう。
全国的な学会組織あるいは中央官庁などが主体的にプロジェクトチームを立ち上げる時に備えて。
10年後の2020年に振り返り、あの時はこうした問題が提起されたということを確認できるように。

1.未刊行報告書対策委員会 Unpublished report comittee. [2007-07-27]など
2.土壌汚染対策委員会 Soil pollution comittee. [2006-10-05]など
3.略奪文化財返還委員会 Plunder cultural property comittee. タグクラウド:文化財返還
4.デジタル化推進委員会 Digitalization comittee. [2009-12-10]など
5.遺跡問題検討委員会 Site-problem comittee. タグクラウド:<遺跡>

個人でできることは、「発言する」ということである。
弛まず「発信し続ける」ということ。


タグ:日本考古学
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