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2.4「北方領土の日」反対!アイヌ民族連帯!関東集会 [研究集会]

2.4「北方領土の日」反対! アイヌ民族連帯!関東集会 -強奪した遺骨の返還を! アイヌ民族の主権を獲得しよう-

日時:2018年 2月 4日(日)13時30分~16時
会場:渋谷区地域交流センター新橋(渋谷区恵比寿1-27-10)
主催:「北方領土の日」反対!「アイヌ新法」実現!全国実行委員会(ピリカ全国実)・関東グループ
協賛:東大のアイヌ民族遺骨を返還させる会

テエタ カネ トノ イレンカ シサム イレンカ アニ ニカプ ペナ タ アネサル コタン オロワ ヌプキペツ コタン トオプ ペナ タ アン トイマ コタン ニタッナイ オッタ アトプテ ロク ウタラ シリキラプ オルシペ アン ルウェ ネ ワ コエドレンノ テエタ エカシ フチ ウタラ ドシリヒ オウリ ワ ライケウェヘ ポネヘ ネ ヤッカ エイッカ ワ パイェ タン オルシペ イヌレ ルスイ クス ケク ルウェ タパン ナ

その昔 役人の命令 和人の命令で 新冠の川の上流の 姉去村から 貫気別の村の ずっと上流にある 遠い村 ニタッナイ(旭)に 移された人たちが 苦労した話が あり それだけでなく 昔のエカシたち フチたちの 墓を掘り出して なきがら 骨であっても 盗んでいった この話を 皆さんに聞いてもらいたいので 私は来たのです

最初に、コタンの会/北大開示文書研究会共同製作2017『八十五年ぶりの帰還 -アイヌ遺骨 臼杵コタンへ-』を見て、木村 二三夫さんのお話しを聞いた。

「返還」という言葉は、現在所有している(要求されている)側主体の語である。例えば「アイヌ遺骨をコタンに返還する」すなわち「返す」。要求している側が「返還」という言葉を用いれば、どうしても「返還させる」とか「返還してもらう」といったニュアンスとならざるを得ず、本来主体となるべき側が用いる言葉としては、相応しくないのではないか。
それに対して「帰還」という言葉は、要求している側主体の語である。例えば「アイヌ遺骨がコタンに帰還する」すなわち「帰る」。だから『八十五年ぶりの帰還』なのである。
持ち去った和人側からは、「持ち去った遺骨の返還を!」
持ち去られたアイヌ側からは、「持ち去られた遺骨の帰還を!」

日本語は、難しい。英語なら REPATRIATION である。
「カエス」と「カエル」その僅かなそして微妙な違いに気を付けながら、「返す」側と「帰る」側、両者が力を合わせて、あるべき<もの>をあるべき<場>に戻したい。

「「遺骨をコタンに返せ!4大学合同全国集会」は画期的 「明治・北海道150年式典」反対運動に結集を
標記の「4大学合同全国集会」(主催・同実行委員会)は、2017年7月21~23日の3日間、札幌で開催された。250人をこえる参加で、連帯と団結を固めた。集会最終日にはデモもした。
この集会の意義の第一は、北大、東大、京大、阪大に対してアイヌ民族の遺骨返還の闘いを追及してきた仲間たちが一同に会したことにある。さらに京大による琉球民族の遺骨略奪を弾劾する琉球からの訴え、ピリカ全国実・札幌圏からの札幌医大を弾劾する新たな報告、在日朝鮮人からの旧帝国大学の朝鮮人遺骨略奪を弾劾する報告が行われたことに示されるように、アイヌ民族、琉球民族、在日朝鮮人、日本労働者人民が連帯し、今後の運動の前進を期したことにあった。
第二は、遺骨略奪弾劾闘争と関連して、2018年に開催せんとする「明治ー北海道150年」といかに闘うかについて、アイヌ民族、琉球民族、日本労働者人民から報告を受け、活発に討論できたことである。この闘いは、天皇制日本国家のアイヌモシリ・琉球・台湾・朝鮮・中国・アジア大平洋地域への帝国主義植民地支配、「開拓史観」、差別同化主義などの全歴史を弾劾し、日本人民こそが自己批判をかけて闘う課題であることをさらに明確にしなければならない。
第三は、アイヌ民族の遺骨返還の闘いと連携し、北大文学部人骨事件弾劾の闘いを継続強化していくために、大乗寺と北大本館前で約60名の規模でイチャルパ(供養)と抗議行動を弾圧をハネ返し、展開したことであった。
力を合わせて作成した冊子『アイヌ民族の遺骨は告発する』に続き、7月集会の『報告集』も準備している。2018年8月5日、札幌での「明治・北海道150年式典」反対闘争に結集を。(ピリカ全国実・札幌圏 白川ただし)」『労働者通信』第326・327合併号:2.

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